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VCH型アンテナの調整 [アマチュア無線]

昨日は途中から雨が降り出して中断してしまいました。
今日は若干の風があるものの雨は無さそうな天気。
表にいると汗をかくほど暑いです。


さて、VCH型アンテナについては、いろんなサイトで紹介されていますね。
その殆んどのコイルは、オリジナル同様ペットボトルに30T巻くもの。
ウチのは、管工事屋さんから貰ってきた、外形(直径)75mmの塩ビパイプ。
ペットボか塩ビパイプかの違いで、加工方法は一緒です。
コイルとして巻く線材は1.2φのすずメッキ線で、これを30T巻き付けました。
直径がオリジナルより大きいので、上エレメントはそれなりに短くなる予想。

今回作ったのは、こんな感じ。
20111024_VCH_001.jpg

Pre調整(7MHz帯の調整)は部屋ん中で行います。(昨日の夜実施)
 コイルと上エレメントをつなぎ部屋の中にぶら下げます。(中ブラ状態)
 下エレメントにつながるコイル線にアナライザを接続します。
 目的の周波数付近になる様に、上エレメントの長さを調整します。
 私は調整値が94cmになり、これにやや余裕(5cmぐらい)を加え残りは切断しました。

  調整で余った分は若干の余裕をもって切ってしまった方がいいと思います。
 より合わせておくと共振周波数を不安定にする要因となります。

次は表でアンテナとして組み立てて調整します。
多分、7MHz帯では、さほどズレは無いと思います。
ウチのはそのまま使えました。(余裕分は不要だったので切ってしまいました)
20111024_7MHz_SWR_001.jpg

次にコイルのタップの位置を調整して10MHz帯を調整します。
20111024_10MHz_SWR_001.jpg
今回の調整ではトップエレメント側(上)から16T+5/8Tでした。
(5/8とは自在ブッシュで1周を8等分した中の、巻き方向に対して5番目)

同様に14MHz帯を調整します。
20111024_14MHz_SWR_001.jpg
上エレメント側(上)から3T+8/8Tでした。

資料の多くに「SWRが落ちない時はグランド線を折り返して半分の長さにすると良い」と書かれていますが、ウチのはそのままの長さでもSWRが落ちました。
ちょうど垂直エレメント部とグランドエレメント部が、1/2λDPの長さに近いからでしょうか[exclamation&question]
形的には、ふつーにGP(L-DP)[exclamation&question]

どこまで使えるか、試しに18MHz帯の調整をしてみました。
20111024_18MHz_SWR_001.jpg
さすがに5.2mのグランド・エレメントでは長すぎる様でSWRが下がりません。
そこでグランド・エレメントを半分に折り返し調整開始。
上エレメント側(上)から7T+8/8Tで同調が取れました。
グランド・エレメント長の影響で14MHzより巻き数が多く(タップが下)なったんでしょうか?
これでバランスが取れているなら、それでヨシ[exclamation×2]

これより上の周波数帯では、ディップ点はあるもののSWRが高過ぎでした。

調整してて思ったこと:
 エレメントはピンと張ってた方がイイね。
 エレメントは竿に巻き付いてない方がイイね。
 (敢えて巻き付けて、共振点を変えるって手もあるけど)

QRPもしくは10W程度なら、この調整のままでも良いのでしょうが、、、
10W超のパワーの時は、SWR計による確認と、必要なら再調整をした方がいいでしょうね。


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清水 康男

先日は久しぶりのQSOありがとうございました 3年ほどお休みしていました
by 清水 康男 (2022-02-01 17:50) 

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