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MSHVをセットアップする 2 [FT8、WSJT等]

だいぶご無沙汰しております。JH0IMM@kitです。

普段はFBやTwitterにいて、ほとんどブログは手付かずの状態になってしまいました。

数年前からHFに於いてWSJTやFT8を運用しています。

個人局ではWSJT-X、社団局ではJTDXにてQRVしておりますが、最近MSHVをインストールし使い始めました。


ところがMSHVのセットアップに関する記事が思いのほか少なく、英文のヘルプを見ながらオプションの設定を色々いじっている今日この頃です。






さて、ここからはMSHVのセットアップに関する備忘録です。
これからMSHVを使ってみようという方の参考になれば幸いです。
(注:ソフトのダウンロード、インストールについては省略しています)


今回は前回の続きで、青く囲んだ部分とについてです。
MSHV_2_SETUP_000-2.jpg


オプションでを付けた項目について

Use Two Decode Lists FT8 JT65
チェック(×)なしの画面
MSHV_2_SETUP_007.jpg
チェック(×)有りの画面
MSHV_2_SETUP_008.jpg

チェックを付けるとWSJT-XやJTDX風に変わります。



Double Click On Call Sets Auto Is On MSK FT8
チェックを付けたとき、ターゲットのコールサインをダブルクリックすると、TO RADIOとLOCATORに相手局がセットされAUTO ISがONになり送信を開始します。
AUTO ISをONにしたくないときはチェックを外しておきます。



Monitor ON Startup
チェックを付けるとMSHVの起動と同時にモニター(受信)を開始します。
通常はチェックを入れておいた方が便利かと思います。




オプションでを付けた項目について

PromptMe To Log QSO MSK FT8
チェックを付けると、Logの記録時確認画面が表示されます。
MSHV_2_SETUP_006.jpg

周波数の書き換えは可能ですが、単位はkHzに固定されています。




オプションで青く囲んだ項目について


Multi Answering Auto Seq Protocol FT8
チェックを付けると、複数局に対して同時に処理(QSO)をおこないます。
DX ペディ局等が運用するF/H(Fox/Hound)モードのFox側とは異なり、QSOは通常のシーケンスとなります。
    F/Hの場合、
    相手局:CQ Q1RZ ZZ00 
    自局:Q1RZ JA0QRA YY99Hound側は1,000Hz以上の周波数でTx1から送信
    相手局:JA0QRA Q1RZ -06
    自局:Q1RZ JA0QRA R+08
    相手局:JA0QRA Q1RZ RR73RR73を受けてQSOが完了します
    F/Hでは相手から[RR73]を受けても、こちらから[73]を返しません。
    WSJT-XやJTDXでは、F/Hモードに設定するとTx1とTx3しか送信しなくなります。

MSHVのMulti AnsweringはF/Hモードと異なり 、最後の[73]の受信または送信までおこなう、いわゆる普通のQSO複数局に対して同時に実行する機能です。

MSHV_2_SETUP_010.jpg

MSHVのMulti Answeringを有効にすると画面右下に専用の項目が表示され、[Settings]の[TX Slots:]の設定により同時に扱えるスロット数が決まります。最大で5です。

私は、今までにこの機能を使っている(であろう)局を国内外共に見たことがありませんが、レポートによると、以前国外の局が使っていたらしいです。

(Corrected on 2019/4/23)

今回はここまでにします。
今後、気が付いたところで加筆、修正を加えていきます。

ではまた。

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